多忙多望の毎日。
CDを購入したら、まず数回リピートして聴き込む。
んで、その曲のイメージを頭に叩き込み、それから感想を書きます。それが僕流。


今宵、月が見えずとも今宵、月が見えずとも
(2008/12/10)
ポルノグラフィティ

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ポルノグラフィティの今年5枚目、通算27枚目のシングル。
ベスト後1発目は、期待を良い意味で裏切ったとんでもない作品になりました。

今回の作曲は昭仁さん。
前奏からトランシーなシンセアレンジが強烈。
そこにボコーダーを使用したコーラスが妖しさを盛り上げます。
メロディーラインが永遠にループされてるのは、ダンスミュージックの様な手法。
それが催眠効果を引き起こし、嫌にも耳にこびり付いてきます。
美しくも妖しいシンセに、叩きつけるように弾かれたギター。
そして、久々に使われた打ち込みのビート。
音数は少ないけど、どれもが見事に化学反応を起こし、妖しい世界観を作り上げている。
この妖しさはクセになります。
歌詞は晴一さんなのですが、この世界観とピッタリの言葉を書き並べてくれました。
恋愛の歌詞にもとれるけど、どちらかというと内向的な歌詞。
「太宰」や「グーグル検索」という固有名詞を利用して主人公の印象を固定し、「格好悪い人間臭さ」を巧みに表現しています。
イメージとしては、夜な夜な部屋の隅っこでキーボードを打ち続けて現実逃避をしてる男の子。
歌詞に込められた、「見えなかったものは、自分自身の中にある」というメッセージを正面に出さないところが晴一さんらしい。
不器用に生きている様を描いた歌詞は、今年出したどのシングルよりも際立って暗いです。
妖しい曲調にハマり、とてもクールな仕上がりになってます。


ak.hommaさんの作曲力を借りず、2人の力で作り上げたこの曲。
今年出したどのシングルよりもインパクトがあります。
カップリングが無いのも、この曲だけで勝負出来るという自信の表れだと思います。
僕としては、今年のNo.1ソング。
今までのシングルの中でも相当好きです。
疾走感と妖しさが混合したクールなトランシーロック。
ポルノの新しい一面を見せてくれる素晴らしい曲でした。
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